3月 2014

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大雪まさか、まさかの大雪。

三月に62センチ。これで大雪3度目ですよ。

春彼岸。この大雪では墓参りもねえ〜。けど前日にすませました。

何かとしきたりの多い田舎暮らし。墓参りも小正月に春彼岸にお盆に秋彼岸となると、

なんでこんなに墓参りばかりとなるけど、おいしいおだんごが届く。もちろん、わたしだって作るけど、おばあさんにはかなわない。わたしはもっぱらおはぎだけどね。

だんごふくさんのだんご

漬け物ほずきのかあさんの漬け物

近所のおばあさんたちが、ふらっときて置いて行く。はんぱない量だけど、昔ながらの味は、ほんとにおいしくて飽きがこない。いつまでもいつまでも伝えたい味。

茎わかめの茎

若布の茎のかるく干したものをたくさんもらった。「食べる?」こんなもの食べないだろとその目はいっていたが即「食べる、食べる!」といってもらう。茶色の色が鮮やかな緑になって、かるく醤油味に煮たら、これが美味しかった。天然の生きている素材のなんと美味しいことか。あたりまえの美味しさが、うれしい。

 

あれから3年。せっかく生き延びた命なのに、最近人がよく死ぬと被災地の人がなげく。

親戚の子は間一髪で目の前の家の2階に駆け上がり九死に一生を得た。そのときの恐怖たるやいかばかりか。病気などするような子でないのに、なぜか病気になった。見舞いにいくと、今日は元気だといって、当時の話をぽつりぽつりと事細かに話す。

波に追われ目の前の家に飛び込み、逃げずにいた老夫婦といっしょに2階に駆け上った。上がったと同時に波が階下をすざまじい音をたてて突き抜けていった。外を見るとあたりは一面海になっていた。車が浮いて、はい出してきた人が屋根の上に逃れ、むこうにはずぶねれになった人が柱にしがみついて助けを求めていた。家や建物がこつ然と消えてあたりは海、その恐怖。

たんに助かっただけではないのだ。言葉にできない、言うにいえないすざまじい恐怖がとぐろを巻いて長くうずまいていたのだろう。もっと細心の注意をむけて、冷たくなったこころを暖めてやればよかったと悔やむ。

村上春樹の短編にこんな一節があった。

「しかしなによりも怖いのは、その恐怖に背中を向け、目を閉じてしまうことです。そうすることによって、私たちは自分の中にあるいちばん重要なものを、何かに譲り渡してしまうことになります。私の場合には――それは波でした」「めくらやなぎと眠る女」の中の「7番目の男」から。

窓

3年たっても、まだ 胸がいたいなあ・・・

きのうは、被災した跡を回って歩いた。

人影はなかったが、白鳥はいた。

思い出や情景が、冷たい風の中で息をひそめている。

何年も何千年も人はそんなふうにして生きてきたのだろうなあ。

日々礼賛。そんな気持ち。

 

昨年、オリジナルポストカードを作ることになった。

とんでもなく大変だったけど、震災遺児のための「いわての学び希望基金」に8万円あまりを寄付することができた。とんでもなく大変だったはずだけど、また新作を作った。友人の英訳入りで。なにしろ大好きな風景があるとすぐにパチリとやりたくなる。きれいなもの、不思議なもの、パチリパチリなんだから、こまったもんだ。でも、カメラが壊れた。ホッ!

We ♡ 岩手 あっぷるんず

上から 岩手山、岩手路、平庭高原、北の海女、三陸鉄道、さんてつ。

3枚入り300円。収益金のすべてが支援金、寄付金になります。

 

はがき