野田村、被災地の今

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<島田先生は中央でこっちを見ている人>

 

10月13日、晴れ渡った初秋の野田村米田浜に島田先生(岩手県立大学教授)が学生さんを連れてやってきた。

6月、野田村小学校4年生33名が、十府ケ浦にあった海浜植物の種をポットに植え、育てていたのだ。

本格的な秋を前に、砂地に移植し、寒い冬を乗り越えて大きく育ってもらうために。

 

午後2時、4年生がバスに乗ってやってきた。安倍校長先生のお顔も見える。他にも役場の人、県の人、ジオパークの人

と、たくさんの人。島田先生は事前に移植作業の準備を整えており、子どもたちは自分で育てた苗をていねいに砂地に植えた。

わたしが育てた50余りの苗も一緒に植えてもらった。子どもとはいえ、瞬く間に作業が終わった。

 

実は8月の長雨で、苗ポットの苗がめっきり元気をなくし、「ハマベンケイソウ」はほぼ全滅。「ハマエンドウ」も「ハマヒルガオ」も三分の一という危機的状況にあり、苗ポットを一回り大きなものに植え替えたのだ。それでもあまり元気にはなれず、島田先生から移植するという電話をもらい、ほっとした。

それにしても、ありがたい。美しい十府ケ浦の浜辺の植物たちが、だれかの眼にとまり、だれかの手をかりて、息づいていくということが。

 

カミナリと雨で、きのうの暑さが嘘のように涼しい午後です。

暑いさなかの一週間前の15,6日仙台に行ってきました。北いわてレクイエムの皆さんと仙台レクイエムに

参加するため。総勢29名の参加でした。貸し切りバスで片道5時間。それはそれは、楽しい道中でした。

なかなか家を離れることのできないご婦人方にとっては、いっとき個人になってというか自由な空気を吸って

・・・それぞれがそれぞれの想いを抱いて楽しいおしゃべり。

それだけでもよかったとおもえたけど、仙台のコンサートは合唱団160名にオーケストラ。ほんとうに

すばらしかったのです。皆さん、歌が上手でびっくり。そして工藤先生の指揮による「三陸鉄道が行く」

全7曲。3曲目ぐらいからぐすっときて、「胡桃の木の下で」でが胸がつまり、「とうさんの海」で涙ぐんで、三鉄で

感無量という感じ。それって当の本人だからだよなと思ったら、みんな泣いていたんだって。

仙台のみなさん、東京の皆さん、神戸のみなさん、長崎、広島のみなさん、そして陸前高田、大船度のみなさん、ありがとうございました。

上田益せんせい、すてきなコンサートをありがとうございました。

 

 

一週間ほど前に巣立ったモズの子ども。庭でぎゃあぎゃあ騒ぎながら、親鳥に餌をねだっている。

おやおや、こんなところに隠れているの? 猫がきたらどうすんの?

すぐそばに行っても、逃げる様子がない。

モズの子どもにしては、愛らしい目と顔。

今日は雨なので、餌は大丈夫かなあと、心配になる。

種を植えて10日ほどで、芽がではじめ、3週間でやっとこのぐらい。

うれしい。はじめに芽がでたのは、ハマベンケイソウ。

後のハマエンドウは芽が出るのは遅かったが、発芽率は良好。

こちらは、ハマヒルガオ。大きくなりそうな気配。

 

村上春樹の「騎士団長殺し」のあと、「みみずくは黄昏に飛び立つ」川上未映子インタビューを読み、

今日「ヘブン」を読む。「乳と卵」とは、まったくちがう。

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