‘ぐるりの記’ カテゴリーのアーカイブ

「ざわざわ4」こども文学の実験

2017/12/26

「ざわざわ」4号 神沢利子特集が届きました。師走の慌ただしさについ紹介がおくれちゃって。

「くまの子ウーフ」「ちびっこカムのぼうけん」「はらぺこおなべ」でおなじみですね。

 

私の師である武鹿悦子(先生)と女性詩人だけの「鵞鳥の会」を1960年代に結成。当時はまだ女性の社会進出が

さまざまな困難を抱えていた時代。その流れの元を脈々とつくってこられて今があるのですね。

中身のびしっと詰まった特集になっています。ぜひ読んでみてください。

あまんきみこさん、吉田定一さん、岩崎京子さんなど、たくさんの児童文学作家が読み応えのあるエッセイをよせています。

童謡は矢崎節夫さん、織江りょうさん、おがたえつこさんなど、詩は、はたちよしこさん、山本なおこさん、江口あけみさん、内田麟太郎さんなどなど。

私宇部京子は、童謡「はずかしいのはずしかた」エッセイ「詩のはじまり」を載せてもらいました。

今年も残りわずか。大掃除してお豆を煮て、昆布を煮て、お餅を突いて・・おおいそがしい~。

では、よいお年を!!

 

浅田次郎と河合隼雄

2017/09/02

長雨だった8月も終わり、9月に入りましたね。土日は庭仕事なんだけど

小雨のうえ肌寒いときている。それで、レクイエムの1~5番までを暗唱し、

お昼までに小一時間あるので、しばらく書いていなかったブログを・・・

めずらしく浅田次郎をたてつづけに何冊か読む。浅田次郎のエッセイがこんなに

おもしろいとは、今まで気づかなかった。というぐらいちょっとはまってしまった。

「勇気凛々ルリの色」とか、「勝負の極意」とか。基本的に地元の本屋さんで

本を買うので、もうちょっとエッセイ置いてほしいなと思う。でも探しついでに

河合隼雄の「私が語り伝えたかったこと」河出文庫を見つけた。

亡くなってもう10年ぐらいたつのかな? とてもはやい段階から河合隼雄の本を

読んできたので、新しい本だと思わず手にとった。

河合先生が今も生きていたら今の教育現場をどうとらえるのだろう。

ちょっとちがうんじゃないかなとつらつら思いながら、痛快に浅田次郎を読む。

 

 

メイ・サートン「70歳の日記」

2016/12/17

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今年も残すところ~ に、なってまいりました。

3月に久慈アンバーホールでの「絵本コンサートはなちゃんのはやあるきはやあるき」公演

7月おなじくアンバーホールで「レクイエム・プロジェクト北いわて2016」仙台フィルメンバーなどオーケストラとのコンサート公演

そして、「三陸鉄道が行く~小さな村の物語」(全音楽譜出版社)3月刊行。

とてもとても、ありがたい年になりました。助けてくれた人、支えてくれた人、力になってくれた人、

人のやさしさが骨身(脂肪かな)に沁みる、そんな年でした。

4月、97歳で母が亡くなりました。いつも、これが終わったら母に会いにいこうとおもっていたので、ちょっと寂しいです。

夏、長年愛用していたマックを、ウインドウズ10に替えました。その使い勝手の悪さに、一時PCにさわるのもイヤになりましたが、

友人が懇切丁寧に教えてくれて、なんとか、仕事だけは、PⅭでこなそうとおもっています。それで、ブログも滞りがち。ごめんなさい。

夏以降、たっぷり本を読みました。そのなかでずしっときたのは、メイ・サートン「70歳の日記」でしょうか。

いつから、老人なのか、疑問符ですが、ちぐはぐな老人をみると「おっ、やばい!」とおもう今日この頃の私です。

「こども文学の実験ざわざわ3内田麟太郎特集」が、でました。濃い中身になってます。村上春樹も2月頃でそうですね!!

では、年末の大掃除がんばりましょう!!!

 

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