なんだか哀しい十府ケ浦
2014/01/26ふらっとチッ港に行って、十府ヶ浦を見る。 目をうたがう。
なに?? あれ???
なんで、ああなっちゃうの?
あの広い広い砂浜が 跡形もない。
野田といえば、3、5キロもつづく銀色の砂浜が弓なりに弧を描いていて、それが自慢だったのに。
老いも若きも子どもにとっても、かけがえのない憩いの砂浜が、なくなってしまうのだろうか。
安全神話に愚弄され、失うものの大きさは計り知れない。
なんか、さみしいなあ・・・。
震災前の十府ヶ浦 下
ふらっとチッ港に行って、十府ヶ浦を見る。 目をうたがう。
なに?? あれ???
なんで、ああなっちゃうの?
あの広い広い砂浜が 跡形もない。
野田といえば、3、5キロもつづく銀色の砂浜が弓なりに弧を描いていて、それが自慢だったのに。
老いも若きも子どもにとっても、かけがえのない憩いの砂浜が、なくなってしまうのだろうか。
安全神話に愚弄され、失うものの大きさは計り知れない。
なんか、さみしいなあ・・・。
震災前の十府ヶ浦 下
きのう友人からのメールで吉野弘が亡くなったことを知った。今朝の新聞に87歳で亡くなった吉野弘を悼む記事が載っている。
大好きな詩人がまたひとりこの世から去っていく。たくさんのすぐれた人の胸を打つ詩をのこして。
吉野弘の詩は、ごくふつうの人々のくらしの何気なさの中にひそむ断片を深い洞察と愛情でくっきりと浮かび上がらせる。その透明なやさしさは東北人の眼差しであり鋭さでもあろう。詩は人なり。「奈々子に」を。全文は長いので好きなフレーズだけ。
「奈々子に」から
唐突だが/奈々子/お父さんは お前に/多くを期待しないだろう。/ひとが/ほかからの期待に応えようとして/どんなに/自分を駄目にしてしまうか/お父さんは はっきり/知ってしまったから。// お父さんが/お前にあげたいものは/健康と/自分を愛する心だ。//ひとが/ひとでなくなるのは/自分を愛することをやめるときだ。//自分を愛することをやめるとき/ひとは/他人を愛することをやめ/世界を見失ってしまう。//自分があるとき/他人があり/世界がある。/・・・・
お前にあげたいものは/香りのよい健康と/かちとるにむずかしく/はぐくむにむずかしい/自分を愛する心だ。 「消息」より
あけましておめでとうございます!
正月そうそう、ひとつ歳をとるので、景気づけに、ためになる本を数冊買って読みます。
めずらしく養老さん(養老孟司)の特別講義「手入れという思想」があったのでわーいわーいと喜び勇んで読んだんよ。うい〜ん。やっぱり、よかったわ〜ん。
養老さんはここのところ「都市化」ということをよく言ってますね。「脳化」ともいいますが。その中で、こんなふうにいっています。
一番いいのは何か。先に結論を言っておきますと田舎と都会が同居できることだと私は思ってます。日本の最大の問題は、田舎が消えて都会ばかりになっていることです。
確かに。なるほど。そうなのか。いくつになっても知らないことを知るって楽しいっす。
毎年、誕生日にバラの花をもらいます。とびあがって喜びたくなるぐらいきれいなバラがどっさり届きます。こんな粋な計らいを誰がするんでしょうね。おしえません。バラはひと月近くもちます。そのあとドライフラワーにして1年間屋根裏の仕事部屋にかざります。
でも、12年間もつづいたバラの贈り物もこれが最後となりそうです。ほんとうに、ありがとう。ありがとう。このバラでどんなに勇気づけられたか。ありがとう。