いのちの石段
14日。きのうのつづき。
リックサックを背負い土手をおり、愛宕山の通りにでる。
ここは子ども時代のわたしがいた場所。りっぱすぎる鳥居ができて町並みはすっかりかわったけど、あの頃の風はまだ吹いている。
あの大きな鳥居のむこうは、お米やさんがあり、家具屋さんがあり、呉服屋さんがあり自転車屋さんがあり、銀行があり、病院があった。ずいぶん変わってしまったけど、津波は面影もろとも砕いていった。
わたしが立っている場所は昔は川だった。
そのむこうに町の人々のいのちを救った愛宕山がある。上には愛宕神社。
ここまでたどりつけた人、たどりつけなかった人・・・・・
それをおもうと胸が痛む、・・・・いのちの石段。
母がよく言っていた。大津波がきて、愛宕山に逃げたって。タンスや丸太がごーごーと流れてきたって。あれ、ほんとだったんだね。こんなふうに。
心配だったKさんの家族は無事。会えなかったけど、避難所で確かめる。奥さんとお子さんは久慈を出てご実家のほうへ行ったという。よかった!
一日一日と事態は変わり、被災地だけではなくどこもガソリンも食料もないようですね。東北のじょっぱりでこの危機を乗り越えていきましょう。
たくさんの方からご心配、またできることはなんでもするとお声をいただきました。ほんとうにありがとうございます。けれども、流通がうまくいかないようです。お気持ちに支えられながらわたしも頑張ります。皆様もどうか頑張ってください。こころから感謝!!
15日。夫の職場に、被災をうけた職員の人たちがきている。
食べ物がおもうように手にはいらないという。きょうは大ナベで、ひっつみでも作ろう。こういうことは、おちゃのこさいさい。あっという間にできちゃうんですね。

















