とちおとめの哀しさ

クリンそう

 

栃木県産のとちおとめ、ついに200円のラベルが。(6月1日のこと)

大粒のりっぱないちご。通常であれば、安くみても480円はするはず。あまりに安い値段にがっかりする。

 

やりきれなくなって、カートにポンポンポンと5箱入れる。

家に帰ってよく見ると、「JA佐野いちご部会、私が丹精こめて作りました」と生産者の名と顔写真がある。30代前半の若い青年。

 

農業で生きていこうとふんばっている若者を、なんでこんなに苦しめるんだろう。日本はいったいどこにいこうとしているのか。この怒りにも似た感情のはけ口はない。

 

野菜が妙に安くなっているなと思っていた。茨木県産、千葉県産、福島に隣接した産地。農家の人の哀しみと怒り。憔悴し、気力をそがれる農業の従事者たち。そして漁業者。

つつじ

ついに、自らの命をたつ人がでた。

この国は、先進国・・?、経済大国・・・? 失業者がいっぱいいて、就職できない若者がいっぱいいて、ひきこもりが何万人もいて、自殺者があとをたたず、鬱になる人はもうそこらへんじゅうにいる、この日本が。

 

なんかへん

いきられない 世の中って

とっても へん

ひとつぶの花

 

コメント / トラックバック 4 件

  1. tetsu より:

    200円は安すぎですね。
    とちおとめの苗を栃木県から宮城県亘理町に寄贈したという記事を読んだ気がします。
    亘理町は僕の父が生まれた街です。
    少しでも早く風評被害が無くなることを祈るばかりです。

  2. takanohasi より:

    今年はいつまでもきじばとが、我が家のちかくから離れません
    いつもならとっくにひよどりが、我が物顔で大きな声で鳴いて
    いるのですが、きじばとにのっとられたみたいです
    うちのお父さん毎日鳩の餌やってるからいつも番でその辺うろうろ
    してます

  3. 京コ より:

    tetsuさま
    ほんとに、そうですね。農家の方はお気の毒です。
    放射能は見えないし、得体がしれないのでこわいですね。

  4. 京コ より:

    takanohasiさんへ
    うちも去年はシメで、今年はすっかりキジバトの住処になってしまいました。
    あとね、モズみたいな鳥なんだけど竹やぶの中に巣を作っているんですよ。
    まだひなは孵ってないみたいなんだけど、そーっとそーっと近寄らないようにしてます。

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