あそぶ子ども

この上で遊んでいた

滝沢村巣子に二日ほど居た。近隣を散歩したら、あそぶ子どもに出会った。

道路脇のこんもりとした丘。

茂った樹の下で、なにやらブランコをしているのだ。

小学校4、5年の男の子か。ずいぶん楽しそうに遊んでいる。

道路下で、よくは見えないが、たれさがったツタにぶらさがったり、はいのぼったりして、遊んでいる。おっ、秘密基地だなと、うれしくなる。

あいにくカメラを持っていなかった。

家に帰って庭仕事を始めたが、どうにも気になる。あの情景を写さないでどうするのだ。

小径

小径の先に

あわてて、カメラを持って飛び出す。空き地について、その小高い丘にたどりつくのと、男の子三人が道路下の自転車に飛び乗ったのがほぼ同時だった。

子どもたちの立ち去ったあとの秘密の遊び場。

ブランコが・・

ここはなにより得難い子どもの基地だ。

遊びが子どもを育て、遊びが子どもをたくましくさせ、遊びこそが、人と人をつなぐ人生の基礎。生きるよろこびの根っこは、ここなのだから。

梅棹忠夫という人は、暗黒の彼方の光明ということを言っていた。「理性」対「英知」。英知は、自然の中で生まれ、遊びの中で育まれる。1+1=2以外の世界で。

そのことをもっと真剣に考えたほうがいい。文科省も国も。日本再生は、もうそういうところからしか始まらないのだから。

ちいさなきいろいかさ

さて、きょうは、「ちいさなきいろいかさ」絵にしまきかやこ、文もりひさし(金の星社)です。

この絵本はずいぶん前の本です。ちっとも色あせず、今もときどき出して読みます。雨の日のうっとうしい気分がぶっとんじゃいますよ。

きいろいかさを買ってもらった女の子のおはなし。あめがふってきて、ちいさなきいろいかさをさすと、ほらほら、いろんなことがおきて、たのしいあめの日になります。

おかあさんと、子ども、しあわせな一日になりますように!

 

 

 

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