ながい　ながい　一週間でした

きょうが　あの日だったのですね

亡くなった方々のご冥福を祈り　黙祷

寒い朝でした。でも、日が差しています。

水汲みで腰が痛いです。

でもそんなこと言っていられません。

酒粕３袋と、ザラメ２つ、けっこうな重さです。

きょうはあつあつの焼き芋をもって、飴やお菓子、それに下着類と厚手の靴下、ゴム手袋やバスタオルなど、持てるだけ持ちます。

三鉄に乗りたかったけど時間的に無理でした。それになにしろ重い。途中まで車で行くことにします。

二日前にくらべると、だいぶ片付いてきました。

道路も広くなり、

家が流されずにすんだ人は、もくもくと片付けをしています。

親戚夫婦に荷物を届けました。酒粕はとてもよろこばれました。

向かいのYさんちで煮炊きができるかとおもったらまったくダメでした。

明日またガスコンロを持ってくることにします。

親戚夫婦はお寺さんに避難しています。ご飯は３度ちゃんといただいてるそうです。

ただ、着る物がぜんぜん無く、なんでもいいので持ってきて欲しいとのこと。

防寒着、衣類、下着、毛糸の帽子など、明日は持ってくることにします。

ここは役場の裏のほうです。この先は・・・

なにも無くなっていました。 家並みも町並みも・・・

ふと、内田樹先生はこんなときどんなことを言っているのかと、ブログを見る。

ありました。下記の文は部分部分の抜粋です。内田先生はコピペ可です。

全文はぜひ、内田樹の研究室をご覧ください。

未曾有の災害のときに

（３）専門家への委託
オールジャパンでの支援というのは、ここに「政治イデオロギー」も「市場原理」も関与すべきではない、ということである。すげきで・・・・

以上、寛容と臨機応変と専門家への委託。そうかそうか、これぐらいの節度と良識を上に立つ人はもって欲しいな。せめて、現場を尊重するという覚悟と責任感ぐらいはもたなきゃね。

その点三鉄はえらいなと思った。三陸鉄道久慈〜野田間は無料で運行とのこと。これぞ、まさしく臨機応変でありましょうぞ。

先日、電池を買いに列を組んで並んだ。長蛇の列。店の中に一人ずつ店員がついて入るというなんともこっけいなことに。「あのう、ほとんどが電池が欲しいんですから、電池だけ店頭で売ったら」と店員さんにいうと、それはできないの一点張り。一点一点バーコードを打たないといけないという。なんだか悲しいなあと思ったが、従業員では臨機応変の対応ができないのだ。

こういうとき、いろんなちぐはぐがよく見える。人間性もあらわになる。野田の保育園に勤めていた親戚のMさんは園児をみんな避難させ最後まで残ったら津波がすぐそこまで来ていたという。死にものぐるいで走っていよいよというときどこかの民家の二階にかけあがり、なんとか助かった。けど自分だけ逃げる人もいるんだよね。う〜ん、わたしはどっちかなあ・・？

ともあれ、今いちばん足りないガソリンも灯油も東北に回しているということだし、なにより支援の声をかけてくれた友人、知人に、あらためて人間っていいなあと、思いました。そんなあったかい気持ちをわたしは被災した方に届けたいとおもいます。

野田駅・道の駅パープルは無事でした。右側が壊滅的に・・

福島の原発が深刻な状況。度重なる被害に言葉もありませんが、どうぞ、被曝しないようにと祈るのみです。

きのう、三鉄が３往復通るようになりました。

久慈のスーパーは開いているとのこと。まずは安心です。

越戸（宇部町）さんが開いていると聞いて、行ってみました。

お米とパンはなかったのですが、麺や粉はありました。ちょっと安心です。

お魚もいつものようにはないですが、ほっけやベラなどがありました。

牛乳もありました。

日中でも氷が

福来さんに酒粕があったので、野田に持って行こうとおもいます。

きょう行こうと思っていたのですが行けませんでした。

避難所にいる方は、大丈夫とのことです。お風呂どうしてるのかなと心配してましたが、えぼし荘にいって入ってるそうです。よかったです。

車のとおりはほとんどなく・・

きょうは、おにぎりとみそ汁をつくりました。