内田樹の「未曾有の災害のときに」

ふと、内田樹先生はこんなときどんなことを言っているのかと、ブログを見る。
ありました。下記の文は部分部分の抜粋です。内田先生はコピペ可です。
全文はぜひ、内田樹の研究室をご覧ください。

未曾有の災害のときに

3月13日

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これからどうするのか。
このような場合に「安全なところにいるもの」の基本的なふるまいかたについて自戒をこめて確認しておきたい。

(1)寛容

茂木健一郎さんも今朝のツイッターで書いていたけれど、こういう状況のときに「否定的なことば」を発することは抑制すべきだと思う。
いまはオールジャパンで被災者の救援と、被災地の復興にあたるべきときであり、他責的なことばづかいで行政や当局者の責任を問い詰めたり、無能力をなじったりすることは控えるべきだ。・・・

(2)臨機応変

平時のルールと、非常時のルールは変わって当然である。
地震の直後から各地では個別的判断で、さまざまな施設やサービスが被災者に無料で提供されたし、いまも次々と申し出が続いている。こういうときこそルールの「弾力的運用」ということに配慮したい。
・・・・

(3)専門家への委託
オールジャパンでの支援というのは、ここに「政治イデオロギー」も「市場原理」も関与すべきではない、ということである。すげきで・・・・

以上、寛容と臨機応変と専門家への委託。そうかそうか、これぐらいの節度と良識を上に立つ人はもって欲しいな。せめて、現場を尊重するという覚悟と責任感ぐらいはもたなきゃね。

その点三鉄はえらいなと思った。三陸鉄道久慈〜野田間は無料で運行とのこと。これぞ、まさしく臨機応変でありましょうぞ。

先日、電池を買いに列を組んで並んだ。長蛇の列。店の中に一人ずつ店員がついて入るというなんともこっけいなことに。「あのう、ほとんどが電池が欲しいんですから、電池だけ店頭で売ったら」と店員さんにいうと、それはできないの一点張り。一点一点バーコードを打たないといけないという。なんだか悲しいなあと思ったが、従業員では臨機応変の対応ができないのだ。

こういうとき、いろんなちぐはぐがよく見える。人間性もあらわになる。野田の保育園に勤めていた親戚のMさんは園児をみんな避難させ最後まで残ったら津波がすぐそこまで来ていたという。死にものぐるいで走っていよいよというときどこかの民家の二階にかけあがり、なんとか助かった。けど自分だけ逃げる人もいるんだよね。う〜ん、わたしはどっちかなあ・・?

ともあれ、今いちばん足りないガソリンも灯油も東北に回しているということだし、なにより支援の声をかけてくれた友人、知人に、あらためて人間っていいなあと、思いました。そんなあったかい気持ちをわたしは被災した方に届けたいとおもいます。

 

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