‘食育農’ カテゴリーのアーカイブ

地を食べる

2012/06/20

おばあちゃんはこのごろ、食べ物に贅沢です。

出来合いの物は食べません。スーパーのお弁当も食べません。

もっぱら、嫁が手をかけた旬のもの。そのときだけ、「おいしい!」を連発します。

それはひそかな要求といいますか、強欲といいますか、嫁は青ざめます。

もっと手をかけたおいしいものが食イタイヨー!に聞こえるからです。

なにより、おばあちゃんは野生の野菜が大好きです。

庭野菜、これほど、おいしく健康なものはないですね!!

わたしは、おいしいものを作るのにへとへとですが、おばあちゃんはますますピンピンです!!

にかっ!とわらう元気な女の子

2012/03/12

沿岸北部積雪60センチ。天気予報があたって、午後になっても雪が降り積もっています。

3月は沿岸は大雪が降ります。豊かな水を大地に育むために。

 

さて、きのうは、愛くるしい女の子がきました。

天真爛漫。自然の恵み、そのもののような女の子です。

エネルギーがあって、感受性がはちきれんばかりで、ゴムまりみたいに躍動感のある子ども。

今時、めずらしいな、と正直おもって、嬉しくなりました。

子どもをながいあいだ見てきて感じるのは、子どもの生命力は食物ではないかと、強く思うようになりました。

「生命と無生物のあいだ」の福岡伸一先生がいつかテレビで言っていたけど、食べ物は分子となって身体の細胞の分子とダイレクトに入れ替わる、と。

天然自然のいきのいい食べ物を食べるということは、天然自然のいきのいい人間ができる。そんな気がするのです。

はからずも、10年の自然農での雑穀作りを体験してみて、つくづくそう感じるのです。

「農」こそ、生命の砦だと。

 

 

 

 

深い藍に星ぺかぺか

2011/12/22

風がぴゅ〜ぷう〜。夜空を見上げると濃い藍の闇に、小さな星々がそれはそれは無数に光っていました。

よっ! ひさしぶり!1

そういえばこのごろ星、見上げていなかったんだ。

今日は、冬至。カボチャの日。夜がいちばん長い日。

今年は、胡桃をたくさんもらった。だれかに送ろうかと迷いに迷って、やめた。

東北のもの、山のもの、あるいは海のもの、送られても困るかもしれないなとおもうとなんだか送れなくなった。

いちばん大事なもの。土、海、雨、お日様、星、月、そして風。そこではぐくまれるいのちの諸々。

しみじみ、ふろふき大根でも食う。

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