被災地の今1

きょうも(27日)雪がふったり、曇ったりの天気です。

私と友だちのチームは今週は、支援ボランティアを延期しました。

午後うちの者が泥に流された写真をとっておいたことを思い出し、現場に行ってきました。

少しずつ片付いてはいるというものの、まだひどい惨状です。

こみあげてくるもので、胸がくるしくなります。

役場にいくと知り合いがいました。何十年かぶりの再会。役場にはまだ何人かの知り合いがいます。無事でよかったね、というと昔の笑顔でわらいました。役場も津波に襲われ、パソコン機器は不能。想像できないぐらいの疲労を重ねて、ここを乗り切っていかなければならないのです。

同級生が亡くなりました。合掌。

失われた町並みや、家々、そこに居た人々をおもうと一歩も前に進めないような、そんな気持ちに襲われます。

この村で生まれ、育ち、ここを唯一のよりどころとしてきた人たちは、私の何倍もの、喪失感の中にいるのでしょう。

希望や勇気は、まだまだ先になりそうです。

一階を壊滅的に破壊された野田郵便局。25日(金)臨時郵便局が、避難所にできました。少しずつ、少しずつ動いています。

コメント / トラックバック 2 件

  1. tetsu より:

    写真を拝見していると、盛岡よりも雪が多く大変だなと思わされます。
    今の状況は、昨年の今頃に野田を訪れた時には想像もしませんでした。
    くれぐれも風邪などひきませぬようお祈りしております。

  2. 京コ より:

    tetsuさんは、十府ケ浦を見られたと言っていましたね。
    そこにあった食堂は跡形もありません。
    はまなすラーメンや磯ラーメン。復活を願い、祈るのみ!

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