初夏の食卓
梅雨の真ん中
夏の始めの食卓はこのうえもなく美味。
三陸の豊な海が、この時期ならではのやわらかく肉厚の昆布をくれる。
細く切ってちくわや油揚げと煮るもよし、ニシンを丸ごと入れて昆布巻きにするもよし。
知人がワラビ採りに誘ってくれた。
あるわあるわ、おいしそうな紫色のワラビ。緑色よりこちらのほうがやわらかくて
おいしいのだそうだ。
地元産の小女子が、やっと出始める。待ちに待った小女子。震災前にくらべたらずいぶん少なくなった。こうして天然自然のものを食べられる幸福。田舎に住めばの最大の幸せ。