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「金の足のベルタ」
2016/06/23先週、久しぶりに盛岡善隣館で月1回ひらかれている「おはなしかい」にいってきました。
お話会というと子どもが対象なんだけど、この会は「大人にちょっといいひととき」と副題があるとおり、ちょっと疲れたときにそこにいくと、なぜかほっとできる癒しの場です。
この日は八木さんのおはなし。グリム童話『おいしいおかゆ」絵本「まっくろけのまよなかネコよおはいり」そしてファージョン作「金の足のベルタ」。おはなしのすべてが暗唱なのですから、おどろきです。けっして短くないおはなしを一字一句からだのなかに刻み込んでのおはなしは、すうっとその世界に誘いこんでくれます。
「金の足のベルタ」は、じんわりとからだにききました。おはなしの世界はあせることがないのですね。
梅雨があちらこちらで猛威をふるっています。友だちは熊本にボランティアへ。
雨のなか、地面に落ちた何粒かの梅をひろって、ことこと煮て梅ジャムをつくりました。
養老訓「手入れという思想」
2014/01/11あけましておめでとうございます!
正月そうそう、ひとつ歳をとるので、景気づけに、ためになる本を数冊買って読みます。
めずらしく養老さん(養老孟司)の特別講義「手入れという思想」があったのでわーいわーいと喜び勇んで読んだんよ。うい〜ん。やっぱり、よかったわ〜ん。
養老さんはここのところ「都市化」ということをよく言ってますね。「脳化」ともいいますが。その中で、こんなふうにいっています。
一番いいのは何か。先に結論を言っておきますと田舎と都会が同居できることだと私は思ってます。日本の最大の問題は、田舎が消えて都会ばかりになっていることです。
確かに。なるほど。そうなのか。いくつになっても知らないことを知るって楽しいっす。
毎年、誕生日にバラの花をもらいます。とびあがって喜びたくなるぐらいきれいなバラがどっさり届きます。こんな粋な計らいを誰がするんでしょうね。おしえません。バラはひと月近くもちます。そのあとドライフラワーにして1年間屋根裏の仕事部屋にかざります。
でも、12年間もつづいたバラの贈り物もこれが最後となりそうです。ほんとうに、ありがとう。ありがとう。このバラでどんなに勇気づけられたか。ありがとう。