‘2014/05’ カテゴリーのアーカイブ

谷川俊太郎さんと谷川賢作さん 詩と音楽

2014/05/22

名古屋「うりんこ劇場」に行ってきた。

谷川俊太郎さんの詩の朗読を生で聴きたくて。

おもいもかけなく、主催の水内喜久雄さんが始まる寸前の控え室の谷川俊太郎さんに会わせてくれた。

岩手から来たのでと水内さんがいうと、ふいの闖入者に不快な顔もせず

「あ、そう。ぼく行ったことありますよ」と言われる。

「はい。琥珀博物館にパネルが・・」とこたえると「そうそうそこ」とおっしゃっる。

おもったよりもちいさな軀とおもったよりも日に焼けて引き締まった顔。

昨秋買った「写真」という小さな本を差し出し、サインをもらう。

「俊」という一文字のありがたきこと。

「乾かないとだめなので」と、ていねいに紙をはさむ。

ひとつひとつがしずかで、あせったりあわてたりはしない。

いつどんなときでも、自分のペースを守り、本来のペースを崩さず、まっすぐに詩に向き合ってきた人のすごさとかろみ。

偉大な詩人の朗読は、なんの気負いもなく、優しさにあふれ、賢作さんとの掛け合いも親子の綾を彷彿と匂い立たせていた。それにしても最後に歌った「しみ」という歌がほんとうに素敵だった。

谷川俊太郎開会前のステージ

ボタンの花が素敵で・・

新幹線東京駅

 

 

連休の読書

2014/05/06

村上春樹の「女のいない男たち」を読む。題名からしてもてない男の話かなとおもっていたら,ぜんぜんちがっていた。そういう単純な話ではなくて女がいないということは男にとってどういうことかという深い微妙なはなし。ベースに深い河のように音楽が流れている。

図書館で借りた絵本5冊を読む。ついでに模写する。安西水丸の「がたんごとんがたんごとん」これぐらい単純なのが好き。

きのうも電気店でカメラとにらめっこ。カメラが壊れてからもう何ヶ月もたつけど、まだ積極的に買おうという意識が湧いてこない。しかしながら息子の使い古しの安直なデジカメは色がきわめて悪く撮るたびにがっかりする。

でも、ぐるりの中のしだれ桜が咲いてきれいなので撮る。

しだれ桜

 

春の食卓

2014/05/04

真っ先にいただくのは、タラボウ。

山から穫って来たばかりのタラボウを、どっさりいただく。

天ぷらと酢みそで味わう。春の恵みの季節。

庭も、もよもよとノビルやアサツキがのびて

あっという間に食べごろ。といっても食べるのはわたしだけ。

山梨からタケノコが届いて、

タケノコご飯にウコギご飯にと、

春なのに痩せたいのに、困ってしまう。たらぼう生タラボウたらぼうアサツキノビルタケノコタケノコうこぎウコギ

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