内田樹吠える

「グローバル人材」とか「キャリア教育」とか「教育投資」とか「自分の付加価値を高めろ」とかいう人間を信じるな。
そいつらは君たちを「英語がしゃべれて、ネットが使えて、コミュニケーション能力があって、一日15時間働ける体力があって、そして十分に規格化されているのでいくらでも換えが効く人材(つまり、最低の労働条件で雇用できる人材)」に仕立てることで、最低の人件費コストで最大の収益を上げることを求めてそう言っているわけであって、君たちの知性的・感性的成熟には何の関心もないのだ。

TPPが大詰めをむかえ騒然としているなかで、内田樹先生はどうされているのかとブログをのぞいたら、中学生1000人にむけて熱く講演してました。パチパチパチ!!

きのうは、マドンナを手伝わなくちゃと午後の二時間ばかり野田村図書整理へ。ブッカー貼りならお手のもんだとひと肌ぬごうと思ったんだけど、なんとマドンナのほうが上手だったんでびっくり!! 手作り絵本歴とその後の宇部郵便局に置いた文庫(2000冊)のカバー掛けで、自信あったんだけど、自分がこんなにもいい加減だとは・・(人間は変わるのだ)の一コマでした。

あっぱれ、マドンナ見直しましたぞ! そこで、マドンナにこうのたもうたのですよね。「わたしね、風邪ひいて寝込んで人生観変わった。もう夜パソコンしないことにした」と頼もしく言ったのは、ああなんと昨日のことでした。なのになんで夜パソコンいじってんだろう?

実はきのう、今日、はては二週間ほど前から和ダンスの整理にかかっていて、お天気がいいもんだから、タンス3つ分のきものを虫干ししてるわけ。それがそれが大変なことでなにしろ、結婚以来ほとんど開けた事がないもんだから、(だいたい想像つくでしょ)ほんとに大変なの。

しつけのかかったままの着物の上に、さらにお姑様の着物がびっちり入っていて、手を通したものも手を通してないものも、風をあてて息を吹き返してもらわなきゃという訳なんです。ふー、たいへん!!

それで、きのうときょうは、まったく仕事できなくてつまりパソコンにむかってなくて、それはそれでなんか落とし物をしたみたいで、ゴミ出しをしてふらっと二階にあがってパソコンをひらいたのですよ。ああ、こんなに意志薄弱だとは知らなかった。自分で自分が信じられない。でもきっとわたしの回りのココロ優しき人たちは、よーくお見通しなんでしょう。ヤッポー!

だんだん肩の力がぬけて、もぬけちゃんになりそうです。そうなったらなったで、人生おもしろいかもね。いやはや、こまったもんですね!

 

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