4ヶ月後の復活の芽吹き

塩害のドウダンツツジ

生まれ育ったところが野田村の横町なので、震災の衝撃のあまり、ついつい野田村の状況だけを書いてしまったけれど、久慈は久喜、小袖、湊と大きな被害をうけました。

久慈港に近い湊周辺は広範囲にわたり浸水。大手スーパーが立ち並ぶ一角のフォーマックはつい先頃やっと再開したところです。

花壇の整地むこうの家のわきに見えるのが堤防

さて、きのうの午前はカンカン照りの暑さでしたが、早朝から塩害にあった郵便局の花壇の手入れをしました。

いったん死んだと思われたドウダンツツジがやっと芽をふきかえしたのです。

毎日ジャージャーと水をかけてもらい、塩分を流した成果でしょうか。4ヶ月たって芽が吹き返したのです。うれしいですね!

土入れ替え作業

この日をまっていたので、さっそく培養土や腐葉土や肥料をもって、土の入れ替え作業をして、箒草ならがんばれるかな、と箒草をすきまに植えてみました。箒草の緑が涼しげですね!

作業をしていたら道路向かいの奥さんが出てきて、まあ、びっくり。知ってる方でした。家のすぐむこうが堤防です。堤防はぎりぎり越えなかったと思っていましたが、堤防を越えて水が流れこんだそうです。知人のお宅は幸い床下浸水とのこと。

久慈湊郵便局は前面からきた水と左手から来た水をうけ浸水。野田郵便局のように破壊的なダメージをうけたわけではなかったものの、花壇は今も傷跡が深いのです。

久慈湊郵便局

コメント / トラックバック 2 件

  1. テキサスのジョー より:

    こんにちは。
    毎日、ホームページを拝見している京子さんの大ファンの一人です。
    ここ数日、暑い日が続いていますが、京子さんは元気ですね。大したものです(笑)。
    私も五十余年生きてきましたが、毎年毎年、夏は「暑い、暑い」と言って過ごし、冬は「寒い、寒い」と言って過ごしています。他の人も同じように言いますね。毎年、夏は暑く、冬は寒いのが当たり前の日本であり、それが不満なら年中春か夏しかない所に行って暮らせばよさそうなものですが、それもできず・・・・(笑)。
    でも、その当然のはずのこの夏を迎えられなかった人達が沢山いたことを忘れてはいけないのです。私も頑張って生きていきます。京子さん、そうですよね。

  2. 京コ より:

    テキサスのジョーさま
    時間がたつにつれ、津波で命をおとした人(多少の知り合い)の情報が入ってきます。県南の方ですが。
    夏を迎えられなかった人、そういう発想を常に心しておかないといけませんね。これまでは瓦礫撤去、物資の仕分けなど、目に見えることができましたが、これからできることは頭を使って考えながら・・そうなりますね。自分で頑張ることと、みんなの力でやれること、そういうことを語る場があるといいな。マドンナが来たらお声をかけます!

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