‘絵本を胸に本を手に’ カテゴリーのアーカイブ

お掃除するキャッチャー

2014/12/26

今年も残すところあと少し。きのうは玄関に赤かぶの漬け物がぶらさがっていました。

フクさんかな?ホズキの母さんかな? いっつも、ありがとうなんす!

さて、今年もたくさんの本を読みあかしました。一番読んだのは養老先生と内田樹先生かな。もちろん村上春樹、江國香織は見落としなく。最近梨木香歩があまり出てないのでちょっと寂しい。先日文庫本で須賀敦子「霧のむこうに住みたい」をみつけ、透き通るような芯のとおたエッセイに感嘆。内田先生の最新文庫「もういちど村上春樹にご心」も、めちゃくちゃ面白いのでした。これぐらい深く村上春樹を分析してくれると、読み応えがあるってもんです。「1973年のピンボール」を、また読み返してみた。中学、高校で、僕より本を読んでる人みたことないって他の本に書いてあったけど、やっぱり、そうなんだろうなって思っちゃった。山羊座のA型、どっか似てるのよね。さてさて、来年はどんな本を出すんだろうって、すごく楽しみなんですね。

絵本も、詩集もたくさん読んで、考えてみたら半世紀も本に浸かって生きてきたんだなあ。いつのまにかだけど。本って、読むも読まないもその人の勝手だけど、本ほど安上がりでためになるものはないと思うんだけどな。こんなふうに田舎に住んでいると、本ほど有り難いものはない。知りたいと思うことを、少しずつ解き明かしてくれる。だれも教えてくれないからね、本を読む。まるで、小さな冒険をするようにです。

でも、師走だし、お掃除するぞ〜い。「お掃除するキャッチャー」のごとく、日々もくもくと、だれにも感謝されずとも、せっせと生活をこなす、そういうこと大事だって本がおしえてくれたものね。きちきちとはできないけど、ざざっと、ね!

ばら2

 

 

モンゴメリの作品

2014/09/28

コスモス 朝ドラ「花子とアン」が人気でしたね。 わたしは20代半ばにモンゴメリの作品を読みました。 ちょうど子育てと嫁家業に悪戦苦闘していた頃で、モンゴメリの本は人生の応援歌みたいでよかったんですね。 なかでも「丘の上のジェーン」がとりわけ好きでした。 それに「可愛いエミリー」も大好きで何度もなんども読み返したものです。 モンゴメリの実生活はなかなか大変だったようで、そんなことを読み込むのむまたおもしろいものでした。 あなたもぜひジェーンとエミリー読んでみてくださいね。

かぼちゃ

味覚の秋の今日この頃。フクさんがかぼちゃを持ってきてくれました。 我が家では一個しかとれなかったので、ありがたくフクさんのおいしいかぼちゃをいただきます。

菊はな

きのうはホズキのかあさんが枝豆と菊の花を持ってきてくれました。 秋に感謝して。 菊の花はこの辺でしか食べないようですね。この黄色い菊の花とってもおいしいのです。

菊紫

「抱擁、あるいはライスには塩を」江國香織

2014/08/25

お日様が欲しいと願うほど長い雨がつづきました。南のほうでは大きな災害もおきて、晴れ晴れしない心持ちのなか、久しぶりに江國香織の長編を読む。

なんたる構成、なんたるデイテール。そして繊細で香気あふれる人物模様。やはり江國香織は女性作家の中で群を抜いていると思う。

読める小説と読めない小説の境目がくっきりとしてきた。その本がどんなに巷で話題になっても読めないものは読めない。それがますますはっきりと。

よい小説を読むと周りの景色が幾分色彩をます。こまかなつまらないことがほんの少しだ隅っこに追いやられる。そう、ほんのちょっとのびのびする。でもそののびのびが体の中に新しい酵素をそそぎこんでくれるような感じがする。

さてさて、まちにまったお日様でやっとのばしのばしになっていた梅干しを干した。 やっほー!(きのう、おとといと2日干したけど、三日目のきょうはあえなく曇り) うめぼし1 じゃがいもじゃがいも掘りも みようが夏みょうが・・ るりちゃんいました!ルリボシカミキリ 春は春で庭仕事が忙しかったけど、夏もさらなり。庭にはもう赤トンボが。

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