「抱擁、あるいはライスには塩を」江國香織

お日様が欲しいと願うほど長い雨がつづきました。南のほうでは大きな災害もおきて、晴れ晴れしない心持ちのなか、久しぶりに江國香織の長編を読む。

なんたる構成、なんたるデイテール。そして繊細で香気あふれる人物模様。やはり江國香織は女性作家の中で群を抜いていると思う。

読める小説と読めない小説の境目がくっきりとしてきた。その本がどんなに巷で話題になっても読めないものは読めない。それがますますはっきりと。

よい小説を読むと周りの景色が幾分色彩をます。こまかなつまらないことがほんの少しだ隅っこに追いやられる。そう、ほんのちょっとのびのびする。でもそののびのびが体の中に新しい酵素をそそぎこんでくれるような感じがする。

さてさて、まちにまったお日様でやっとのばしのばしになっていた梅干しを干した。 やっほー!(きのう、おとといと2日干したけど、三日目のきょうはあえなく曇り) うめぼし1 じゃがいもじゃがいも掘りも みようが夏みょうが・・ るりちゃんいました!ルリボシカミキリ 春は春で庭仕事が忙しかったけど、夏もさらなり。庭にはもう赤トンボが。

コメント / トラックバック 2 件

  1. nm より:

    おはようございます。
    いつも楽しみに拝見させていただいています。

    いろいろ活躍だけでも感心!
    菜園農業もなさる!丁寧に手をかけ収穫の喜び♪

  2. 京コ より:

    おはようございます!
    いつも読んでくださり、ありがとうございます。

    庭にいるときが一番好きです。無農薬なので蝶も虫もいろいろ見れて
    楽しいですよ!

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